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774(ナナヨン) > 太陽のかけら
ピリオドの感想です。ページを追って書こうと思ってたけれど、浮かれポンチでまとまらないので結局項目立ててだらだらと書きつづってみました。感情丸出し書き殴りなので読みづらいですがご了承ください。 >はじめに 春に連載が終了し、夏に続きが来て、冬に完結。待ちに待ちました。待ってる間はもの凄く不安でした。ホントに待った。すげー待った。めちゃめちゃ待った。でも待っててよかった。ピリオドは駆け足で話が進んでいるなと思うところもあったけど、待った時間の分、自分の中では濃縮果汁還元されたかんじでちょうどよかったと思います。 >ハッピーエンド 自分の望むとおりの結末になったことには凄く嬉しかったし凄くびっくりした。まさか巳田先生とか花房さんまで蘇るとは。ずっと懸念してたパピヨン(カズキとの決着がついたらやっぱり死ぬしかないんだろうかと思ってた)も必要以上元気にやってるし。私にとって武装錬金のキャラはもうどれもこれも大好きというか思い入れが強すぎて、もうこれ以上誰かが欠けるのは嫌でした。ハッピーでもバッドでも武装錬金の締めはきっとカズキの笑顔だと信じてたので、誰かが欠けたらきっとそれも見ることはかなわないし。ベタな結末でもいい!たくましく生きて欲しい!とずっと思っていた私はどう見ても偽善者です。本当にありがとうございました。でもいいんだ、偽善者でも。 >戦団 再殺部隊の半分が出てこなかったのがショボン。驚き要員でもいいから顔が見たかったなあ。でもそのかわり、千歳さんと毒島さんの武装錬金がお披露目されました。千歳さんのはそりゃあもう鈍器でもバールのようなものでもなく、レーダーの武装錬金。最初見たときドラゴンレーダーを思い出しました。対象の走査の特性もあるということはルリヲヘッドと似ている機能もあるのかしら。そうなるとあの制服は趣味ですかそうですか。毒島さんは気体操作ということで火渡戦士長とともにロケット燃料に。待ち伏せができるとか言ってたけれど、煙幕でも張るのかなあ。とにかく、ガスの出るガスマスクってなんかすごい斬新だなと思いました。素顔が出ることはありませんでしたが、ドラマCDで素顔の毒島さんが出たらちょっと面白いのではないでしょうか。声しかないじゃん!みたいな。 >ブラボー ライナーノーツにあった「彼の力はまだまだ必要です」とはこのことだったんですね。便利だなあシルバースキン。まだ松葉杖ついていますが、武装錬金発動できるくらい回復したようで嬉しかったです。回収した核鉄をたっぷり浮かべた湯船にでも浸かって養生してほしいです。 >ヴィクトリア ママの出来損ないをクレープ状にして味わっていましたが、ホムンクルスって栄養は経口摂取だっけ? それとも口寂しいから味わっていたのかなあ。これも生きるため仕方なく食べていたんだろうなと思うと悲しい。カズキと1ヶ月くらい離れた斗貴子さんですらあんなに思い詰めてしまったのに、ヴィクトリアの場合は100年。100年て。でも100年経って人間には戻れていないけれどやっと娘に戻れたヴィクトリア。アレクさんは待てなかったけど、父子揃って普通の人間の親子に戻れることができるようになるよね… お願いします。照星さん。 >ヴィクター ファイナル読んだとき、地球を背に自らの命も省みず笑みを浮かべながら特攻するカズキを見て100年前の錬金術に対する信頼と、正義を愛して求めた自分自身を思い出してくれないかなと思ってたけど、よかった…カズキと一緒に地球へ戻る決心をしてくれてよかった… 絶望にしがみついた男、というか絶望にしがみつくしかなかったんだよなあ… しばらく時間はかかるだろうけど、ヴィクトリアと一緒に人間に戻れるその日を待っていて欲しいです。今はヴィクターもヴィクトリアも100年固まってた時間がやっと動き出したところだし。それにしても口惜しいのは、ピリオドではいろいろなものが上手く邪魔をして、ヴィクターの尻をおがめなかったことです。花房さんいいなあ。見えたんだろうなあ。 >ホムンクルス 懐かしい顔ぶれが…もの凄く驚きました。そしてやっぱり鷲尾さんかっこいいなあ。ところで再生された動物ホムの方々は、創造主の変貌っぷりに愕然としたりしなかったのか気になります。そういえば病床にマスクを飾ってたりしたからみんな創造主の趣味は知っていたのかもしれないですね。「知っているぞ…これはセクシャルバイオレットというもの…」みんな月に行っちゃうけれど、鷲尾さんがなんかかわいそうです。でもパピはなんだか独り立ちしちゃったし、しょうがないのかな。ムーンフェイスは嬉しそう。きっと本望だろうなあ。元から人間やめてる外見だからパピヨンと同じく食人衝動なさそうな気もするんだけどなあ。でもパピヨンと違って不完全ホムじゃないから食欲はあるのかなあ? む〜ん、難しい。 >早坂姉弟&ゴゼン様 ゴゼンさまー!1コマだけ羽が蝶だよゴゼンさまー! 本来の用途に使われたエンゼル御前を久々に見ました。桜花さんの弓のデザインはいつ見てもびっくりするほどメルヘンです。一度は手を組んでいたパピヨンをあっさり討伐しに行くあたり、さすが名を馳せた腹黒姉さんだと思いました。秋水くんはまた一段とストイックになったような気がします。口数が少ないところといい、石川五右衛門っぽいなあと。なんにせよ、二人が戦うところがまた見られて嬉しかったです。背中合わせも見られたし。ところで二人と剛太との初顔合わせはどんな風だったんだろう。気になります。 >剛太 男前すぎます。辛くても斗貴子さんの幸せを願って、そして心痛めつつ笑顔を祝うところはもうなんか健気すぎてもう… 剛太に殴られてもカズキは文句言えないよ… そしてカズキとようやく握手を交わしたあとに見せた笑顔。「戦友だ」。完全にふっきれてはいないんだろうけど、斗貴子さんに救われたあの日のようにまたひとつ剛太は強くなれたんだろうと思う。 >斗貴子さんvsパピヨン 半ば自虐的にトレーニングしたり、給水塔を眺めながら思い詰めたりする斗貴子さんの姿は物凄く痛々しかった。斗貴子さんの心はカズキが持って行っちゃったんだろうな… 正直あんなに落ち込んで思い詰めるとは思いませんでした。斗貴子さんは最後までカズキを諦めないんじゃないかと思ってたから。むしろパピヨン討伐に行ったのは、カズキを諦めようとしてたからなんじゃないか。戦闘スタイルすら少し真似てカズキのかわりになろうとしてたのも。パピヨンはカズキとの再戦が自身の存在意義や行動原理そのものだし、そんなパピヨンが存在する限り斗貴子さんはカズキを諦められないんじゃないかと。(ちなみに諦めたら最悪の形の一心同体を敢行してしまうんじゃないかと思ってた)逆にカズキを諦めないパピヨン。種類は違うけどこの二人、カズキを思う気持ちの強さは一緒なんだなあと思いました。早とちりで暴走気味の斗貴子さんからの刃を受けながら、諦められるのか、諦めきれるのかと斗貴子さんを諭すように話すパピヨンは、今まで見たことのないような穏やかで強い表情をしてました。カズキ、凄まじいヒロイン二人に思われてるなあ… そして涙腺決壊する斗貴子さん。図星つかれたんだろうけど、こんな弱々しい斗貴子さん見たことがない。絶望にしがみついてたのは斗貴子さんも同じだ。だからカズキ、そっちはそれどころじゃないんだろうけど戻ってきてくれ!一番守りたい人がまた泣いてるよ。 >宇宙の中心で愛を叫ぶ そして月から降り注ぐ太陽光。真っ先に気づくパピヨン、見上げる斗貴子さん。月に行ったときと同じように地球の皆が月を仰ぐ。「…ーオレがみんなを守るから誰かオレを守ってくれー…」。ブラボーと決別したあの日からずっと気丈でいたカズキが初めて吐いた弱音(それでも心の中に留めてたけど)。地球を下にし、宇宙空間にうち捨てられてるようなカズキ。なにもかもボロボロ、そして華奢な体。でも大丈夫、斗貴子さんもパピヨンも照星さんもブラボーも火渡も毒島さんも千歳さんもみんなキミを守ろうと必死だよ。で、やっぱりカズキ回収の任務は斗貴子さん。あのとき離した手がカズキに届いた。よかった、よかった、よかった、よかった、ほんとによかった。私は何よりもこの瞬間が見たかったんだ。一心同体宣言もネガポジ反転リニューアル。一緒に死ぬなんて言わないで一緒に生きる約束をしてくれと思ってた私の願いが叶った瞬間でもあります。斗貴子さん満面の笑みですげー幸せそう。シルバースキンすっぽりかぶってるだろうから斗貴子さんの表情はきっと見えないんだろうけど、カズキにはきっと見えてるはずだ。一番悲しい表情で別れた「一番守りたい人」、一番嬉しそうな表情で再会できてホントによかった。もうね、「よかった」しか言葉が見つからない。ところでカズキが凄い手慣れた感じで抱き寄せてるのがエロいと思いました。 >カズキvsパピヨン 刺さったままのパピヨン、お前むしろ吐血したいだけじゃないのかと小一時間(ry でもこっちも凄い嬉しそう。再戦開始の2人の表情が笑顔だったのは、お互い約束を守れた安堵からなんだろうか。そして2巻のラストを彷彿とさせるタッチでのバトル。カズキが笑ってたから、ああきっと彼は偽善者であることを貫き通すんだなと妙な安心感で見ていたバトルでもあります。トドメが旧サンライトハート(石突だけど)だったのがよかった。やっぱりサンライトハートは旧型が好きだ。 >パピヨン 生ける都市伝説、近所の変態さんになってしまうとは。私もそれを望んではいたけど、実現不可能だよなあと半ばネタとして考えてたので。ダークヒーローになれなかったダークヒーロー。人間をやめてそして戻ってきた世界はやっぱり人間の世界。人間だった頃より人間らしい扱いを受けてるのがなんともはや。「正体はオレがずっと覚えている」とカズキに言われてたけど、逆もしかり、パピヨンはカズキが老いて死んでも世界が終わるまでカズキが何をしたかずっと覚えている存在でもあるし。ある意味カズキと一心同体なのはパピヨンなのかもしれない。再戦に負けたけじめもあって、カズキが守ったこの世界をどうこうしようという気もないんだろうし。カズキとの約束は絶対に守る男だから。不老不死だからいつかはカズキが先に死ぬことになるけど、きっと物凄い濃い武藤遺伝子を受け継いだ二世三世が現れるだろうから退屈しなさそう。ところで、銭湯で相変わらず洗面器芸を披露してるのかとか、そうはいかんざきポーズでろってりやの景品になってるとか、銀成市民の適応能力は凄いなというか、市民総カズキ化してる気が。 >斗貴子さん 最初、あんなに思い詰めるとは思わなかったと書いたけど、ピリオド発売前の私の心境とか(カズキ帰ってこないエンドだったらどうしようとか)思い起こすと不安でテンパってしまうのもわかる気がします。戦いの世界で生きてきたから、一緒に死ぬ誓いを胸にしてきたけど、カズキの姿を見て一緒に生きる誓いに変わった。カズキが持っている希望は絶望もふっとばして反転させるパワーがあるんだ。結局顔の傷とか過去のことは謎のままだったけど、そんなのふっとばせるような強い光に出逢えてよかった。うらやましいな斗貴子さん。 >カズキ 表紙があったので帰ってこないことはないんだろうなと思ったけど、中盤あたりまで出番が無くて少しヒヤヒヤしました。最後までカズキらしかった。最後まで貫き通した信念に偽りなどは何一つ無い、偽善者だけど偽善者じゃないってみんな知ってる。みんなのために命をかけてがんばって、弱音を押し殺してまでも希望を諦めなかった、だから笑顔がすげー輝いてるんだなあと改めて思いました。悲しいとき、つらいときでも決して諦めず、嬉しいときは思いっきり笑う、やっぱり私はそんなカズキが一番好きだ。カズキが諦めなかったからみんな救われたんだよ。「大丈夫 ここにある核鉄はこれからずっと斗貴子さんと一緒だから」これプロポーズですよねプロポーズ。ヒャッホウ!決してもう斗貴子さんと離れないでほしい。剛太との約束もあるし。 >日常 カズキが斗貴子さんを連れて日常に戻ってきた。笑顔で日常に戻ってこれた。物凄く嬉しい。嬉しい。嬉しい。3バカ+3ももう心配しつつ2人を送り出すことはもうないよね。手をつなぎながら戻ってきたこのバカップルを思いっきり冷やかしちゃってください。そしてドサクサまぎれに大浜がカズキを呼び捨てに。さっきだいはまと打ったら代は魔と変換された訳だが。読み終わったあとに扉絵をまた見返しました。近い未来の図だよねこれ。2人とも幸せそう。友達や兄妹と過ごすことも日常だけど、2人離れず一緒の時を過ごすのが日常の第一条件。先走って家族ネタ描いてきたけど、そういうほのぼの未来が見えてきそうな結末でほんとによかった。この2人を好きでほんとによかった。 >さいごに 待っててよかった。予告がウソじゃなくてよかった。大団円でよかった。もう「よかった」の一言に尽きます。というか「よかった」って何回言ったんだ私。完結は寂しいけど、みんな帰る場所がある、希望の持てる結末で私は本望。気を抜くと成仏しそうです。ここまでどっぷり填った漫画は他にない。最後まで面白くてイイキャラばっかりだった。もうね、みんな愛してる。最終巻書き下ろしや、CDドラマなど、新たな展開があってもう少しこの世界を楽しめそうで少しホッとしました。ああ、でもまた待つのか…でも今まで待てたんだから今度も待てるさきっと(`・ω・´) 一回言ったけどまた言う。この漫画に逢えて本当によかった。 和月先生、本当にありがとうございました!!!
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