よいこノート

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+ '06年04月09日(日) ... まるごと全部 好きだから!! +

jin_06_04_09.png (550x650..220.9kb) shipainter q1

かきおろしの武装錬金アフターに出ていたキャラクターを全員詰め込んでみました(過去回想は除く)。文章感想だけじゃ心許ないかなと思って絵もつけようと描いてみたのですが、カズキの表情にかなり苦労しました。でも苦労した分いい顔に描けたなと自負してます。彼にはやっぱり元気いっぱいな表情が一番似合うと思うんだ。 
 
集合絵を描いたら閉鎖するんじゃないかと心配されてしまいましたが、この絵はあくまで最終巻感想用、サイトは「もうちっとだけ続くんじゃ(亀仙人)」ということでひとつ。 
 
 
最終巻の感想です。 
ピリオドの感想は赤マル発売時のものを参照ください。 
といっても全然まとまってneeeeeeeeee!!!!!!!!!! というより最初からまとめる気がないというか。今回のピリオド・アフター感想も感情妄想垂れ流しまくりの書き殴りになります。読みにくいとは思いますがご了承ください。昔から作文とか論文苦手だったんだよorz... 
 
>さいしょ 
 表紙は手をつないでこっちに向かって手を振ってる(?)2人。2人の指を合わせれば10。10巻まで2人でいろいろあったよね…としみじみ。そういえば発売前に表紙の構図の電波を受信したり、私は相当末期の苺病患者なんだなとも思った。 
 斗貴子さんの紹介の文章ですでにカズキと恋人認定でニヤニヤしてしまいました。当の本人は「恋人同士」などというなんだか言葉にすると生々しい自覚はまだないんだろうなきっと。 
 
>ピリオド加筆分 
 カズキvsパピヨンの最終決戦。ページが増えて展開も少々変わってました。見開きで対峙する2人がカッコイイ。お互いボロボロだけど、それでもパピヨンはこのときを誰よりも待っていた。そしてカズキもこの決着だけはつけないといけないという面持ち。結局やっぱりカズキの勝利なんだけど、バルキリースカートの折れたブレードが勝機になったのは、2巻ラストのダブル武装錬金を思い出させました。あのときも、今回も、斗貴子さんの力を借りてパピヨンに勝利したんだなあとなんだか泣きそうになった。だからアフターでパピヨンが言ってた「張り合える相手」に斗貴子さんも入ってるんだろう。 
 最後の日常に戻る見開きで笑顔の2人。ああ、完結なんだとまた泣きそうに。でも悲しくはなくてなんだかすがすがしい気持ち。残暑なのに花吹雪が舞っているのは表紙との対比なのだろうかとも思いました。ライナーノートに表紙は最初はウエディングにするつもりはなかったとあったけど、当初のイメージはきっとこの最後の見開きみたいなかんじだったんだろうなあ。表紙と最後と入れ替えても違和感なさそうだし。でも締めでウェディングお姫様だっこ持ってこられたら私はきっとびっくりこいて寝小便どころか即失禁する。 
 
>アフター 
 教室で2人きりで勉強。もうアレか?クラスメイトは気を遣って出払ってくれているのか!?桃色有毒ガスが充満していて草木はおろか(ry と思いたくなるラブラブっぷり(に見えた)。目つぶしされても全然動じなかったり、斗貴子さんの表情がおだやかになってたり。この2ヶ月平和だったんだろうなあ。 
 傷に触りたいというカズキも唐突だけど、斗貴子さんもあんな逃げるほど大層なリアクションしなくても、と思った冒頭。大切な傷なんだろうし、拒否こそしてもなんで赤くなるのと思ったけど、触られた後のリアクションでわかりました。 
 3バカは相変わらず。カズキのデリカシーのなさをやんわりと指摘する大浜、無表情でエロいことをさらっと言う六舛、ストロベる相手がおらずうらやましがる岡倉。なんだかんだで暖かく見守られている2人。 
 昇降口にて早坂姉弟と遭遇。桜花さんがどう見てもメーテルです。本当に(ry あとで3人娘も同じデザインのコートを着ているところをみると、学校指定のコートなのかな? とすると秋水くんのも学校指定? だとしたらカズキに似合わないwと思ってみたり。そしてわずか2コマで口約束をぶっちぎる桜花さん。さすが腹黒、秋水くんのあきれ顔に笑いました。かたや大学進学、かたや剣術修行ということは、これから別々に暮らすのでしょうか。共依存じゃなくなって、2人とも(特に桜花さん)たくましくなったなあ。でも共依存じゃなくなっても、その辺の姉弟よりはベタベタしていて欲しいなあという願望もあります。 
 ロッテリや。覆面軍団+α勢揃い。ゴゼン様残留でホントによかった!桜花さんとはまだつながっているのかなあ。それとも野良オートマトンとして人形人生謳歌しているのか。テン蝶ってアンタなにしてんの!?なにこのフレンドリーな都市伝説。毒島さんそんなムリヤリジュース飲まなくても。あとブラボーは「趣味:コスプレ」にプロフィールを書き換えた方がいいんじゃないかと思いました。あと蝶人キャンペーン第2弾のオマケが欲しいです。パッピーセットでも頼めばついてくるのでしょうか。こんな人形作られたんじゃカズキも斗貴子さんも街を歩けないんじゃないんだろうか。子どもに「偽善くんだー!」とか言われたり「ブチマケ女だー!バルスカみせろよー!」とスカートめくられそうになるとか。搦手で追いつめるってこんなかんじ? 
 「ピシャーン」と反転しているカズキの表情に笑いました。わかりやすい性格だなあ。 あちゃー…って表情のブラボーもいい。斗貴子さんを追いかけ出て行こうとするカズキに「謝るなよ偽善者」とアドバイスするパピヨン。パピヨンにとって永い人生張り合える相手のカズキと斗貴子さん。2人(特に斗貴子さん)にとってはいい迷惑かもしれないけど、このヘンな関係を一生続けて欲しい。できれば子々孫々。 
 斗貴子さん剛太と遭遇。斗貴子さんに相談されて「わかるすっげェわかる」と顔を赤らめた表情が剛太かわいいよ剛太。コートを貸したり穏やかに話を聞いてあげる剛太。物憂げな表情がすでにナイスミドル級の域に達しているというか諦観しすぎというか。なんかこの場面を見ていて、カズキと斗貴子さんに何かまたあったとき、きっと真っ先に相談される立場になるんじゃないかなと思いました。だって誰よりも斗貴子さんのことを見ていたし、そして誰よりもカズキの気持ちをわかる存在だから。特に斗貴子さんがナチュラルに「最近カズキの様子が変なんだ…」とか遠慮無く相談してきそうな予感。(自分が勝手に想像した)今後を思うと剛太の銀成編入はかなりかわいそうというか針のむしろのような気がするけど、ちーちん、彼が斗貴子さんをふっきるにはかなりの時間がかかるとは思うけど、できれば支えになる存在になってくれればいいな。 
 カズキが追いつき、剛太のコートを脱ぎ捨てて(ひどいよ斗貴子さん)カズキと対峙する斗貴子さん。何故傷に触りたいのかという問いに「何もかもひっくるめて まるごと全部斗貴子さんのコトが好きだから!!」と極太フォントで豪快に告白するカズキ。カズキが赤くなってなくてよかった。赤くなってたらきっと私は悶え死ぬ。…ところで冷静になってみるとこのカズキの答え、物凄くエロいんじゃないのか? 要するに「好きだから触りたい」ってコトだよね… 答えを受けて赤面しつつ答えに詰まる斗貴子さん。カズキあんたSだよドSだよ… はしゃぐ三人娘。まっぴー嬉しそう。やっぱり彼女はうらやましい存在です。身内特権でストロベリー搾取しまくれるじゃないか。ところで「本当にゴメン!〜」の体勢はどうなっているのか。接近しすぎです。しかもその後「場所を変えるぞ」って端から聞いているだけではどう見てもエロスです。本当にありがとうございました。個人的には傷タッチシーンより告白からここに至る2ページがとんでもなくエロスいと感じました。 
 給水塔はこの2人にとっていろいろ大切な場所。そこ場所を移して斗貴子さんの過去話。西山くんついに登場。3巻のライナーノートで「さて西山くんとは…?」とあったので何か伏線があったのかとずっと思っていたのですが、即興だったとは…orz... そして火渡が執念で捕獲した敵を一撃。ここからすでにスパルタン。この傷は斗貴子さんが意地で残している模様。過去が思い出せなくてもこの傷があるから戦士としての自分が、今までの自分がある。そして戦士としてカズキと出会って、最後は日常に戻れた。 
 大切なモノに触れるという表情で傷を触るカズキ。証は消えないけど、過去の傷が今癒されているような斗貴子さんの表情。思わず声が漏れちゃったけど、ヨロコんでるというか癒されてるんだろうなあきっと。あと、何度も傷を触るカズキはきっと街角に置いてある食品サンプルを見ると触ってしまう性癖なんじゃないだろうか。すみませんそれは私だ。たまに本物を展示してある時があってびびります。あとこの2人このあと絶対キスのひとつぐらいしたよね…。 
 剛太とともに毒島さんの中の人が編入。個人的にはマスクかぶっている方が好みです。マスクがなくなっちゃうと「妙なかわいさ」の「妙な」がとれて普通に「かわいい」になってしまうのが少し物足りない。変態で個性的すぎるキャラクターに慣れてしまったせいなのでしょうか。「まあいろいろとよろしくな」はきっと「先輩のことよろしくな」という意味も含まれているんだろうけど、カズキは気づいてなさそう。 
 みんなのために命をかけて、月に行ってそして帰還したカズキだけど、全然そう見えず、今は目の前の追試に追われている。カズキが守った日常が(変態濃度は濃くなったけど)これからもずっと続いていくんだろうなと、ホムンクルスたちが暮らす月をバックに夜空を飛ぶパピヨンを見ながら思いました。 
 
>さいごに 
連載終了時から今まで私がアホみたいに絵描いてきたのも、続きを待つ期間がなんだかソワソワしていてもたってもいられなくて、ぽっかり空いた穴を埋めるような感じだったのかもしれないと今は思います。最終巻を読む前はああ、これで待つのも終わりなんだなと悲しい気持ちでページをめくったのですが、読んだ後はホントに清々しかった。この状態がずっと続いていくんだろうなというみんなに希望があるラスト、ホントカズキと斗貴子さん、そしてこの作品を好きで良かった。 
 
まるごと全部好きだから!! 
と、カズキじゃないけど声を大にして言いたい気分。あとがきを見ると和月先生は試行錯誤して悩んで苦しんであがいて、一読者が何を言ったらいいかわからないけれど、とにかく私も一年半、笑ったり泣いたり、ここまで感情揺さぶられながらめいいっぱい楽しんだマンガはなかったです。これで武装錬金は終わりだけど、カズキも斗貴子さんもみんなも私の心の中に生き続けるし、そのせいで私もまた暴走するかもしれません。 
 本当に和月先生お疲れ様でした。そしてありがとうございました。あがきながらも次へ進み続ける姿勢は見習いたいです。次回作がんばってください! ……と電波を送ってみます。東京方面でいいんですよね。届け、元気玉!


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